病気かもしれないと思ったら

看護師として働く身であれど、具合が悪くなったらすぐにどこか悪くなったのではないかと考えてしまい、すぐに医者に診てもらって薬をもらってしまう人もいるのではないでしょうか。そうすると、あれこれ体の痛みとともに大量の薬を服用することになってしまいます。薬を飲んでいると安心できますので精神的には良いのですが、体調的には薬に対する耐性ができてしまうため、クスリの効き目がどんどん悪くなってしまうという影響ももたらしてしまいます。また薬同士の飲みあわせが複雑になると副作用が出てきてしまうため、飲みすぎには注意が必要です。
ちょっと体調が悪いかなと思うようなら、体からの休息を要求するサインだと考えて、食事を控えて温かいスープやおかゆにし、とにかくたくさん眠ることが大切です。病気の前兆を見逃さないようにして、ちょっとした具合の悪さなら寝て治す方がいざという時に薬も少量で効果がでますし、休むと治るという自分の健康と体への自信にもつながります。熱や下痢、嘔吐といったものは薬でストップさせたい症状ですが、体が不要なものを排出しているというサインでもあります。出すだけ出してスッキリすれば、自然と体調も回復していくのですから、少々我慢をしてすぐに薬に頼ったりするのは避けるほうがおすすめです。
加齢に伴ってあらゆるところから少しずつ変化を感じていくようになりますが、20代の頃を基準にするのではなく、1年前、半年前と比較して少々不便かもと思うようであれば、特に心配する必要はないといえる場合が多く見られます。